のっぽ先生の教育diary

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運動会の指導について

こんばんは!現役小学校教員ののっぽです!

 

 今回は、運動会の指導をテーマに記事を書いてみました。私の学校は春に運動会を行うのですが、秋に運動会をする学校も多いようです。中には、運動会ではなく「体育祭」という名目で、短時間で行事を終わらせる学校もあるみたいですね。

 

 私の学校では、1日かけて運動会をするのですが、運動会の指導をする際に教員が共通で理解していることがありました。それは「子どもが動く」ということです。そんなの当たり前じゃんと思う方もいらっしゃると思いますが、これが意外と難しいんですよね。

 

 私の学校で批判されるのはこんな教員です。

・子どもに指示を出しすぎている教員。

・子どもがやるべきことに手を出してしまう教員。

・子どもに任せられない教員。

・子どもの活躍を、自分の手柄だと思っている教員。

 

 文字にしてみると当たり前のことなんですが、これをやってしまっては子どもは育たないのはうなずけます。特に応援団を指導している教員に多いと思うのですが、いませんか?熱くなりすぎて子どもに熱血指導している教員。熱くなる気持ちはわかるんですが、私たち教員が勝負するところは、子どもたちに熱弁することではなく、いかに子どもを育てられるかだと思うんですよね。それなのに、教師が口を出して、それで子どもが動いて、どや顔している教員てなんなんですかね?それは、子どもが自分から動いているのではなく、教師に動かされているってことに気づいてないんですかね?

 これって、部活動に通ずるところありそうですよね?ここでは部活動にあえて触れませんけど。

 そんな感じで、とにかく、教師が口を出しすぎるのはタブーという指針が我が校には存在していました。(それでもどや顔教員はいるんですけどね)

 また、こんな教員もいました。「運動会は子どもたちに任せましょうね!」といってるくせに口を出してる矛盾教員。いや、最初のうちはほんとに子どもに任せてるんですよ。最初は全く口をださずに、子どもたち主導ですすめさせて行きます。(ていうか放置)けれど、子どもたちだけで決めていくから途中で道がそれたり、軌道修正しなきゃいけないことがあるんですよね。普通だったらここら辺で口を出すんですが、まだ出さない。がまんしてがまんして、運動会本番が近づいてきたあたりで「ねえねえ、ちょっとそれは違うんじゃないの?」いやいやいやいや、あなたが違うでしょと。なんで今更口出すんですか?そこまで、任せてるんだったら最後までやらせろと思います。

 

 こういう教員とはほんとに考え方が合いません。実際にこのような教員と組んで応援団の指導をしたときは、煮え切らない思いでした。私の考えとしては、「口を出すなら最初、だんだん子どもたちに任せていく」というのが基本だと思うんです。最初にやるべきなのは、教師の思いを語ることです。「私は、こんな運動会、こんな応援団をつくっていきたいんだけど君たちはどう思いますか?」と、まずは教師の考え方や指針を話します。そして、子どもたちの思いを聞いて、どんな運動会にしたいか、どんな応援団にしたいかを1人1人に語らせます。そうすることで、目指すべき方向性ができます。あとは、それを基準に子どもたちを指導していけばいいと思うんです。例えば、「みんなで協力する運動会」というめあてなら、子どもが協力せず、自分勝手なことをしていたとき指導をします。また、さぼっている子どもがいても指導します。「それってめあての姿とちがうんじゃないの?」最初に厳しめに指導するのがいいと思います。そうすることで、子どもたちに自覚が芽生えてきて「自分たちでやろう!」という気持ちが育っていくと思うのです。そうなったら、教師はあとは一歩ずつ引いて子どもたちを見守ります。だんだんと手を離して子どもたち主導に任せていくイメージです。

 それをいきなり「全部子ども任せ!」というのは、指導ではなくただの怠慢です。これは、運動会だけでなく他の行事や授業、学級経営にもつながることだと思います。短い期間で成果を出さなければならないときは、教師が主導になることもあると思います。しかし、基本にあるのは「子どもを育てる」ことだと思うんです。それがわかってない教員が多すぎる。特に低学年の教師に多い。低学年だってやろうと思えば、子どもたちだけでできることもたくさんあるのに。

 

 ということで今回は、指導に対する私の考えを書いてみました。もちろん私と考え方が異なる方がいるのは承知です。また、学校によって大切にしていることが違うのも事実です。何が正解かはわかりませんが、より子どもたちが幸せになる道を模索していくことが私たちの使命だと思います。

 

 今回の記事はここまでです!ありがとうございました!