のっぽ先生の教育diary

学校教育に役に立つ情報を発信します!

実践紹介「給食指導」について

こんにちは!のっぽです。



今回は「給食」をテーマに記事を書いてみました。皆さんは、給食指導で悩んでいるでしょうか?

給食準備に時間がかかる、食べ残しが多いなど、給食の時間からも学級や子どもたちの実態が見えてきます。

もし、給食の指導で悩んでいると言う方がいらっしゃれば、この記事を読んで、参考になれば幸いです。



目次

1.給食指導の悩み、問題点

2.給食システムの紹介

3.給食指導の成果

4.まとめ



1.給食指導の悩み、問題点

 給食について、私が実際に悩んでいたことについて紹介したいと思います。





 まずは、給食の準備にものすごく時間がかかるということです。私の務めている学校では、12時25分に4時間目の授業が終わり、そこから給食準備の時間です。

そして、給食を食べ終わる時間(ごちそうさま)の時間が13時ちょうど、13時15分までには、全学級が給食室に食器などを返却するきまりとなっております。

準備開始から、ごちそうさままでが35分。この35分をどのように使うかが非常に重要でした。



 しかし、私が担任した学級では準備にとても時間がかかりました。だいたい、いただきますをするまでに20~25分くらい時間がかかりました。

給食準備の手順は次の通りです。

①4時間目終了→②手を洗う→③給食着を着る→④当番が整列する→⑤教室出発→⑥移動→⑦給食室到着→⑧給食を受け取る→⑨移動→⑩教室到着→⑪給食盛り付け→⑫配膳→⑬全員着席→⑭いただきます


この行程をどれだけ効率よくできるかが重要なのですが、初任者の私にはその術もシステムの知識もありませんでした。


そこで、この行程をいくつかに分けて問題点を分析してみました。 


「①4時間目終了→②手を洗う→③給食着を着る→④当番が整列する→⑤教室出発」での問題点


 ここの時間をどれだけ削れるかが、給食指導では重要になります。私の学級は、水飲み場からものすごく遠い位置にありました。

従って、水飲み場に行く→手を洗う→教室に戻る、だけでも3分近く時間をロスしてしまいます。しかも、おしゃべりしながらタラタラしていれば、さらにプラス1,2分です。

そして、給食着を着て整列です。ここでも、給食着を着るのに時間がかかったり、おしゃべりに夢中でいつまでたっても整列できなかったりしてさらに時間をロスします。

うーん、無駄な時間がものすごく多いですよね。




次に
「⑥移動→⑦給食室到着→⑧給食を受け取る→⑨移動→⑩教室到着」での問題点です。

 水飲み場が遠い我が教室ですが、給食室までもものすごく遠いです。

しかも、移動の際にも、おしゃべりをしたり、列が乱れたりと問題が山積み。いちいち注意するので、時間がかかるし、子どもたちとの信頼関係も崩れてしまいます。


そして、
「⑪給食盛り付け→⑫配膳→⑬全員着席→⑭いただきます」での問題点です。


 まず盛り付けでは、盛りきれずに余ってしまうことがよくありました。子どもたちのお皿に行き届かない食べ物の量があまりにも多いので、それがそのまま残飯になってしまいます。

そして、今までの時間ロスのつけがまわり、給食を食べる時間が10分しかないー!!なんてことは日常茶飯事。

こんなことが毎日続けば、楽しい給食の時間が教師にとっても子どもにとっても地獄です!!

なんとかしたい!!



** 2.給食システムの紹介


 そこで、いろいろ実践などを調べて、私なりに給食のシステムを改善してみました。


①給食準備は10分以内!!

 これは、ブラックシリーズで有名な中村健一先生の合い言葉の1つです。

 まずは、目標をつくることが大切だと思い、子どもたちに目標を合い言葉にして覚えさせました。

「給食準備は10分以内」「感謝の気持ちで残飯0」

これを合い言葉に、まずは全員の意識を変えていきました。



②スタートダッシュで、時間短縮


 次に、スタートダッシュです。4時間目の授業が終わった瞬間に給食準備に取りかかるように、全員で切り替えの意識を高めました。

全員の頭の中には、「給食準備は10分以内」の言葉があるので、無駄な行動をとる児童がものすごく少なくなりました。子どもたちの働き方改革ですね!


そして、当番の整列場所も変えました。


今までは、教室に整列し、教室から出発していました。

それでは時間がかかるので、給食室に一番近い水飲み場に給食着を持って集合し、整列するようにしました。


すると、今までの、4時間目終了→水飲み場に行く→手を洗う→教室に戻る→給食着を着る→整列→出発、という流れが

         4時間目終了→水飲み場に行く→手を洗う→給食着を着る→整列→出発


と、いちいち教室と水飲み場を往復しなくていいように工夫しました。



③盛り付けと配膳の工夫


 盛り付けのときに大事なのは、「余らせない」ことです。子どもたちには余らないように盛り付けることを指導しました。

しかし、唐揚げのような固形物の盛り付けは簡単ですが、ご飯やサラダなどは盛り付けが難しく、余ってしまうことがあります。

そんな時は、最初にご飯を班の数で等分し、盛り付けるように指導しました。(私のクラスは30人の6班編制です。)

1つのかたまりを30等分するよりも、6つのかたまりに分けてから、1つのかたまりを5等分した方が、余らせずに盛り付けやすいですよね!



**
3.給食指導の成果

 このように、給食のそれぞれの場面でシステムを工夫し、子どもたちの意識を改革していくことで、給食準備の時間は驚くほどに短くなりました。


改善前は25分だったのが、改善後は13分、12分、11分とだんだん短くなり、ついに10分切ることもできるようになりました。


しかも、後半は7分程度で準備できるのが当たり前になるほどに子どもたちは成長しました。これは驚くべき成長でした。


さらに、盛り付けで食べ物が余らないので、残飯の量も圧倒的に減りました。自分のお皿にのっている分を食べきればいいんだ!と子どもたちも残飯0のためにがんばります!


中には、盛り付けが多すぎて食べきれないという児童もいるので、そのような人は最初に食べきれるまで減らしてOKです。




** 4.まとめ


 給食指導や子どもたちの成長を通して学んだことがあります。

 それは、


 「意識とシステムを改善すれば、問題を解決できる」ということです。



今までは、子どもたちに問題があるんじゃないか、と思うこともありましたが、そんなことはありませんでした。



システムを改善し、子どもたちの意識を変えてあげれば、子どもたちの姿も変わると言うことを給食指導を通して学ぶことができました。




今回の記事はここまでです!読んでいただきありがとうございました!





次回の記事は、番外編「クラス会議、現状報告」です!お楽しみに!

実践紹介「3日に1回の席替えルール」について

こんばんは!現役小学校教員ののっぽです!

今回は、私のクラスで実践した「席替え」の実践について紹介したいと思います。

どんな実践かというと、タイトルにあるように

「3日に1回席替えをする」というシンプルなものです。


なんで3日に1回席替えをする必要があるの?と思われる方もいらっしゃると思うので、

この実践にいたるまでの経緯も紹介したいと思います。


席替えで悩んだことのある方っていませんか・・・?


私自身は、初任の時結構悩んでいました。


どのくらいのペースでやればいいのかな~とか、

席を考えるの面倒だな~とか、

あそこの席は失敗したな~とか・・・


そこで今回は、こんな席替えの仕方もあるよ!という形で実践を紹介させていただきたいともいます!!

席替えで悩んでいる方におすすめなので参考になればと思います!


目次]


1.私の学級の実態について

2.1日に1回席替え・・・だと?

3.席替えのやり方について




1.私の学級の実態について

 私が昨年度担任した学級は5年生でした。

 友達とトラブルの多い児童や、特定の仲がいい人としか話せない児童、

 いつも仲良し同士で集まっていたい児童、孤立しがちな児童、

 誰にでも優しく接することができる児童、自分の自慢がしたくてしょうがない児童

 ちょっとしたことですぐに泣いてしまう児童、容量がよくて何でもてきぱきこなす児童

 めんどうくさがりやな児童、マイペースな児童・・・・・・・いろいろなタイプの児童がいます。


 当たり前ですが、一人として同じ人間は存在しません。一人一人に個性があり、その個性をもった人間が一カ所に集まったのが学校であり学級です。


 個性的な存在である子どもたちは、個性が光り活躍することもあれば、個性同士がぶつかりあってトラブルが起こる時もあります。


 私が担任している学級もそんな感じの学級です。個性的で、かわいらしい子どもたちの集まりです。




 ただ、私はそんな子どもたちに、こうなってほしいなという願いがありました。


 それが、


 「誰とでも、それなりにできる人間になってほしい」

 

という思いです。

 

   

 学校で使われがちなフレーズで「誰とでも仲良く」や「クラス全員が1つになって」などの言葉があると思います。


 これを全面的に否定するわけではありませんが、正直言って、「誰とでも仲良く」なんてできっこありませんよね??(少なくとも私は無理!)




 だって大人の私たち教員でさえも、苦手な人間もいるし、「うわあ、この人とは仲良くなれないなあ」って人も結構いますよねえ?(いない人っているのかなあ??)



 子どもたちも私たち同じだと思います。学級に2、3人は苦手な人がいてもおかしくありません。


 それなのに、「みんなと仲良くしなさい!」っていうのは、無謀な話です。少なくとも、なんの手立てもなくこの言葉を遣うのは理不尽とさえ思います。



 しかし、苦手だからといって、その人を無視したり、その人の悪口を言ったりするのはちょっと違うと思います。少なくとも大人だったらそんな非常識なことはするべきではないと思います。


 また、苦手な人とも、関わらなきゃいけなくなる場面は必ずあります。


 例えば、たまたま隣の席になったとか、当番が同じになったとか、出席番号がとなりとか、職場が同じとか・・・・・



 席替えをして、苦手な人、あるいはあまり仲良くない人が隣だったとき

「うわ、最悪」


 という言葉が出てくるような学級って、なんだか悲しくなりますよね・・・?


 しかし、子どもは時に純粋で、時に残酷なもので、このような言葉簡単に発してしまうことがあります。





 残念なことですが、私の学級でも、実際にこの言葉を聞いたことがあります。



 しかしながら、この言葉の裏側には、子どもたちの


「友達のそばにいたい。」「もっといろんな人と仲良くなりたい。」「いろんな繋がりをもちたい。」

という思いが隠されているようにも、思えるのです。




 そこで私が考えた結果しっくりきたのは、


「誰とでも仲良くなれる人間」を目指すのではなく、


「誰とでもそれなりにできる人間」を目指すということでした。

「それなりに」ってところがお気に入りです。

 

 100%誰とでも仲良くなるわけでもなく、また、苦手な人間を拒絶するわけでもなく、



 誰が相手でもそれなりに折り合いをつけて、それなりのことができる人間、


 ここをゴールにしようと考えました。



 人によって賛否はあるともいますが、少なくとも私の学級では、この人間像が「しっくり」きたのでした。
 




2.1日に1回席替え・・・だと?

 

ある日、LINEニュースを何気なく眺めていたら次のような記事を目にして、驚きました。



 「○○高校で、1日1回席替えを実施!!」




 私「なぬ???1日1回席替えだと???そんなのありなの????」


 ありなんです!!!



 その記事を読んだところ、その高校は席替えを1日1回、つまり毎日行うことで、


 いろいろな人間と関わりをもち、いろいろな人間がいることを受け入れられるように成長してほしい


 というねらいがあったようでした。


 

 なるほど、これは使えるかもしれない。


 私は、そう思って、さっそく戦略を練ることにしました。






3.席替えのやり方について


 まず考えたのは、1日1回席替えをするのは、可能なのかということです。



 やろうと思えばできないこともありませんが、毎日席替えで時間を消費するのは正直カリキュラム的にしんどい(特に5年生は、指導事項が終わらないっす汗)


 かと言って、1週間に1回だと、サイクルにスピード感がない。なにより、この席替えを知ったのは1月だったので1週間に1回だと、5~6回しか席替えができない(十分多いけど)。



 そこで私が出した結論は、


 3日に1回ならできそうだ!!!でした。



 やり方は次の通りです。

 1.席替えの目的を語る。

 2.わりばしに番号を書き、男子用のくじと女子用のくじをつくる。

 3.男子、女子のバランスがよくなるように、座席表に番号を書き込む。

 4.視力が悪く、前の方の席がいいという人用の席とくじをつくる(我が学級では優先席と呼んでいます。)

 5.優先席のくじを引く

 6.引いた番号の座席にすわる。

 7.残りの座席のくじを引く

 8.引いた番号の座席にすわる。

 これを3日に1回やるのです。



 ポイントは、1の「目的を語る」ということです。

 児童は、席替えをイベントや楽しいものと捉えていることが多いです。


 しかし、結果によっては楽しい席替えにもなれば、楽しくない席替えにもなります。


 だから、私は席替えをする度に目的を語ります。





「私は皆さんに、特定の人としか話せない人間、仲がよい人としか関わらない人間になるよりも、


誰とでも、それなりに話せるし、それなりに一緒に活動できる人間になってほしいです。


だから、席替えを通して、クラスのいろいろな人と関わりをもってください。」



 





 毎回、こんな感じのこと話していると思います。これは、子どもたちに対する教師の願いです。




 実際に、3日に1回席替えをしてみて、次のようないいことがありました。


・いつ席替えをしようかと、悩まなくなった(3日1回すると腹をくくったから)

・相性がよくない児童が近くの座席になっても、折り合いがつけられるようになった。(3日1回席替えだから、まあいっか!)

・いろいろな人とかかわることに対する抵抗感が緩和された。(「うわ、最悪」なんて言葉は一度も出ませんでした。)

・シンプルに楽しい。(子どもたちにとっては、3日1回の席替えが楽しみになっているようでした。)


と、少ないですがこんな成果がありました。文字にするとあまり、伝えきれない部分があるのですが、


 座席が流動的になったおかげで、子どもたちの醸し出す雰囲気がいっそう柔らかくなったような感覚がありました。


 なにより、「うわっ席替えで失敗した・・・」という苦痛が全くなくなるのは、めちゃくちゃ大きなメリットでした。(どうせ、3日1回で変わるんだから失敗してもOK)


 ですので、席替えが負担になっている方、席替えに高いハードルを感じる方は、この実践が非常におすすめです!!



 ちなみに、今の私の学級は、運動会の時期なので、組ごとに分けて席を決めています。


 組ごとで、競い合い、高め合うという気持ちをつくるためです。

 
 だから、学校の実態や学級の実態に合わせて、席替えもアレンジするのがいいと思います!そこがまた面白いところです!!




 今回の記事はここまでです!!読んでいただきありがとうございました!!




  次回のテーマは実践紹介「給食指導」についてです!お楽しみに!!

  





 

私の実践紹介「クラス会議」について

こんばんは!現役小学校教員ののっぽです!

今回は、上越教育大学院教授の赤坂真二先生が紹介している「クラス会議」について記事にしてみました。


「クラス会議ってなに?聞いたことないや」という方や「クラス会議って聞いたことあるけどどんな感じなの?」という方におすすめの記事です。

あくまでも私のクラスで実践してみての私の感想なので、参考までにご覧ください!




目次
1私の学級の実態

2「クラス会議」とは

3私の学級で「クラス会議」をやってみて

4まとめ








1.私の学級の実態について



 私が昨年度担任した学級は、5年生でした。その学年は、いい意味で幼く素直な子どもたちで、学校の仕事をよく頑張る子どもたちだと評価されていました。




 その評判通り、子どもたちはとても素直で、教師の話をよく聞き、教師の指示の通りに一生懸命に働いてくれます。

 しかし教員なら誰しも

「それでいいのか?」 と思うはずです。




 この学年は、
よく言えば「素直で働き者」の学年でしたが

  悪く言えば
「指示通りにしか動けない」学年でもあったのです。

 
 



従って、私たち学年の担任団の中で、

 この子どもたちを「自分たちで考えて、自分たちで行動できる人間に育てたい」という共通目標が生まれました。

 これが「クラス会議」をと出会うきっかけになります。







2「クラス会議」とは


 「クラス会議」という実践との出会いは、この書籍を本屋で読んだことから始まりました。


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 この本は、上越教育大学教職大学院教授の赤坂真二氏の著作です。
 
 この本の最初のページの次の言葉に心をつかまれました。

私は「教師の言うことを素直に聞き、整然と行動できるクラスよりも、賑やかでトラブルもあっていいから、自分たちの生活の問題は自分たちで解決できるクラスをつくりたい」という思いを、新採用のときからもっていました。

あ、今の自分に必要なのはこの人の考えだ、と感じ、「この人の本を読んでみたい」と一瞬で心をつかまれたのです。

 そして、この「クラス会議」がうちの学級でもできるかもしれない!と思ってこの本を購入しました。




 「クラス会議」がどのような実践か、簡単に紹介してみたいと思います。






 「クラス会議」では、次のような流れで話し合いをします。


1 みんなで輪になる。

2 子どもの中から選ばれた司会者が挨拶し、話し合いの決まりをみんなで言う。
   
  話し合いの決まりの例(あらかじめ話し合って決めておく)
  ・聴いていることを態度で示そう
  ・優しく言おう
  ・人を責めない

3 クラスのメンバー同士でよかったことをほめ合う時間をとる(ハッピー探し)。

4 前回の振り返りをし、今日の議題を発表する(あらかじめ議題を集めておく)。

5 議題に対して解決策を集め、しぼり込み、解決策を決定する。

6 決まったことを発表。司会と先生から今日のよかった点を話し、終わりのあいさつをする。


という流れです。






 話し合いは基本的に、子どもたちに任せます。
 教師は最初か最後にコメントするだけです。
 この「子どもたちに任せる」というそれだけの会議が少しずつ、クラスの雰囲気をものすごくよいものに変えていく、と赤坂氏は述べています。










3私の学級で「クラス会議」をやってみて




 この「クラス会議」をやってみて、私の学級がどのように変容したかをまとめてみたいと思います。





①子どもたちに自信がついてきた!



 「クラス会議」の肝は「子どもたちに任せる」というところにあると思います。「教師の力を借りずに自分たちで授業を進めること」や「自分たちで話し合いを進め、クラスの問題を解決していくこと」という経験が子どもたちに「自分たちだけでできるんだ!」という自信をつけることにつながりました。

 

さらに、最初は進行や意見を発表するときの態度がどこか自信なさげで、頼りなかった子どもたちも、だんだんとどうどうと発言できるようになってきました。

 中には、普段の授業では、全く自分から発言しようとしない児童も発言することができました。

 子どもたちの成長が、目に見えるようになってきたのです。






②話し合いのスキルが向上した!

 本来、「クラス会議」は、話し合いのスキルを向上させるためにするのが目的ではなく、「クラスをよりよいものにする」のが目的です。

 しかし、「クラス会議」の経験を積み重ねていくうちに、自然と子どもたちの話し合いの技術が向上していくのがわかりました。

 


私が気づいた子どもたちの成長を簡単にまとめると、

 ・相手の話を最後まで聞くようになった。
 ・賛成か反対か、自分の立場をはっきりさせることができるようになった
 ・相手の人格を否定せずに、思いやりをもった反論ができるようになった
 ・話し合いの進行の仕方が成長した
 ・普段、意見を言わないような児童が意見を言うようになった
 ・全員が話し合いに参加するという意識を持つようになった

  などなどです。




 まだまだ、発展途上の部分もありますが、「クラス会議」をする前とした後では、子どもたちの話し合いの姿はまるで違います。

 すばらしい成長速度です!






③子どものアイディアでクラスがよい方向へ!

 

「クラス会議」をする目的は、「クラスをよりよいものにする」ということです。

 教師主導ではなく、子どもたちのアイディアでクラスの問題が解決することがどんどん起こりました。その一部を紹介します。



1.「外で遊ばない人がいる」問題

 ある児童が取り上げた議題が次のようなものでした。

「ぼくたちのクラスでは、男子はサッカーやドッジボールをして体を動かして遊んでいるけど、ほとんどの女子は運動をしていません。これは問題だと思います。」

 なるほど、そうきたか!と私は感心しました。確かに、高学年にもなると男子と女子は一緒に遊ぶことがなくなってくるし、女子は体育以外では体を動すのを嫌がる傾向にあります。これは、クラスの実態を捉えた、鋭い問題提起だと思いました。


 そして、その児童は続けます。


「そこで、このクラスで1ヶ月に1度、クラス全員が外で遊ぶ機会をつくることを提案します。」


 すばらしい提案でした。この提案に対して、子どもたちの中から反対意見も出ました、「こうすればいいんじゃない?」「こうすればみんな楽しめるよ」など、建設的な議論を重ねる子どもたちの姿が見られました。


 結果的に、鬼ごっこドッジボール→どろけいのサイクルで、遊ぶことに決定しました。






 実際に、クラス全員で遊んでみた後、児童にやってみての感想を書かせたところ





 「クラス全員で遊んだことがほとんどなかったから、この提案はいいと思った。」
 「男女関係なく遊べたのがいいと思う。提案してくれた○○くんにありがとうと伝えたい。」
 「めちゃくちゃ楽しかった!○○くんありがとう!」


 などの感想が出ました。提案者に感謝の態度を示す子どもたちもすばらしいと思います。








 ②「嫌なあだ名で呼ばれる」問題
 


こんな議題を書いた児童もいました。

 「クラスの一部の人が、わざと嫌なあだ名で呼んできます。例えば、好きな人の名前で私を呼んだりするのが嫌です。」

 



お!ついに来たか!と私は思いました。


 



 実は、この議題は赤坂氏の書籍でも、紹介されている議題なのです。やはり、我がクラスでも問題提起されるときが来ました。

 しかも、高学年の児童は思春期に突入する時期です。好きな人が誰なのかしつこく聞いたり、男子が気になる女子をからかったりすることは、誰しも経験することだと思います。

 

 


 この議題に対しても、子どもたちは真剣に話し合いをしていました。




 「あだ名は禁止するってことですか?」

 「いや、あだ名で呼んでほしいって人もいるかもしれないから禁止するのは違うと思います。」
 
 「嫌なあだ名じゃなければ呼んでいいんじゃない?」
 
 「例えば、どんなあだ名が嫌なんですか?」
 
 「好きな人の名前で呼ばれるのは、みんな嫌だから禁止したほうがいい」
 
 「じゃあ、全員どんなあだ名で呼んでほしいか、今発表すればいいんじゃない?」





 子どもは面白い発想をしますよね。




 「じゃあ、私は○○ってよんでください。」
 「ぼくは、いつも○○だから、○○でいいよ」
 「私は、普通に○○がいいです。」



 実は、この解決案も赤坂氏の紹介している実践の案とそっくりなんです笑
 子どもたちは。教師が手を貸さずとも、自分たちでアイディアを生み出し、解決する力をもっているんですね。












4 まとめ





 「クラス会議」をやってみて、子どもたちに「自分たちで問題を提起し、自分たちで話し合い、自分たちで行動し、自分たちで問題を解決する」という経験を積ませることができたのが大きな成果だったと思います。

 


 よく、当番活動とは別に、子どもたちが主体的に行う「係活動」、「会社活動」、「○○プロジェクト」をしましょう!
という記事をみることがあります。

 

 私は心の中で「そんなの名前だけで、結局教師が主導で活動をさせようとしてるじゃんか。」と思っていました。




 しかし、「クラス会議」をしていると、子どもたちの中から自然に

 「じゃあ、○○実行委員を立ち上げよう!」
 「実行委員になりたい人は立候補してください!」

 

 と、かつて記事で読んだことが目の前で実際に起きるようになってきたのです。

 
 あの時読んだのはこういうことだったんだ、と感動しました。

 子どもたちが自分たちで、企画をし、自分たちで組織を立ち上げ、準備をし、行動する姿がそこにあったのです。

 これこそが、私が最初に求めていた学級の姿だ、と確信しました。

 いや、私の想像以上に、子どもたちは成長していました。


 この実践をして本当によかったと思います。




 もし、私と同じような問題意識をもっている方がいらっしゃれば、この「クラス会議」という実践はおすすめです。


 ちなみに、この「クラス会議」は、すぐに成果が出るものではなく、少なくとも1週間に1回以上を継続して行う必要があると、赤坂氏は述べています。


 私の学級では、2学期の9月からこの実践を週に1回行いましたが、十分に成果はありました。


 今年度は、1学期からこの実践に取り組んでみようと思うので、さらなる成果が楽しみです!!


 今回の記事は、ここまでです!読んでいただきありがとうございました!



 次回の記事のテーマは、実践紹介「3日に1回席替えルール」についてです!お楽しみに!!


 








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私の失敗その3「保護者との接し方」

* こんばんは!現役小学校教員ののっぽです!



今回は「保護者との接し方」での私の失敗談を紹介します!




初任者に限らず、我々教員が最も心を痛めるのは「保護者対応」です。世の中には色々な保護者の方がいらっしゃいます。


教員も、保護者も共通しているのは「子どものため」ということなのに、時にぶつかってしまったり、そりが合わなかったりしてしまうものです。


私もそうでした。


今回は私の初任者時代の苦い経験を記事にしました。初任者の先生や若手教員の皆さんにおすすめの記事なので参考にしてください!





* 失敗談その1「保護者の過度な期待」



私が初任の時の学校は4月に授業参観と学級懇談会があります。
その準備をしているとき、ある先生が私にこんなことを言いました。



「授業参観の日はのっぽ先生のクラスに人がいっぱい見に来るだろうね。」

ん?どゆこと??



最初はその言葉の意味がわかりませんでした。
恐らくその先生が示した言葉の意味は



「若い先生は、保護者の注目の的になるんだよ」ということなんだと思います。




初任者の私は「そっか!それじゃあ頑張らなくちゃな!」程度にしか捉えていませんでした、



授業参観当日。

予想してたよりも、保護者は教室に来ませんでした。その後の学級懇談会にも10人ほどしか参加者来ず(私のクラスは25人学級)、
「あれ?そうでもないな。」と思っていました。





数週間後のある日、ある保護者の方と学校でお話する機会があり、その方から驚きの言葉が放たれました。




保護者「そういえば、うちのクラスの保護者のグループLINEがあるんですよ!」

のっぽ「へぇ!そうなんですか!」

保護者「グループ名は『○○(私の実名)クラブ』です!」

のっぽ「そ、そうなんですか・・・。ありがとうございます。」



そのLINEグループのアイコンには、いつの間にか撮られていた私の写真が、、、



正直ぞっとしました。

この時毅然な態度で



「そういうのはやめてください!」



と言えればよかったものの、初任者の私にはそんな度胸はありません。

学年の先生方にも、相談しましたがみんなドン引きしてました。





そしてある先生が一言

「そういうのに書かれるのは大抵教師の悪口だからねぇ笑」




・・・まじかよ、そんなんだぁ。

私はガクブル状態です。








このエピソードから私が得た教訓は


「保護者は良くも悪くも教師に期待している」
ということ。




保護者は 最初は、

若い先生だ!どんな人だろう??」



と興味本意で注目してくれます。


しかし、初任者というのは、良い意味でも悪い意味でも新人。



あれ?この先生おかしくない??



と保護者が思うようなことをやらかしてしまうこともあるのです。



それがだんだん積み重なると


「あの先生おかしいよね。」「うちの担任は頼りない。





という噂が保護者の間で流れ、あっという間にLINEで拡散してしまうのです。(SNSの力は恐ろしいものです、、、)


そうすると担任のイメージが一気に地に落ちてしまいます。



従って、初任者の皆さんに伝えたいことは、

「保護者の信頼を得られるような教師であれ」




ということです。私の尊敬する中村健一氏も書籍で書いておりますが、私たちが対応に苦労するのは保護者であり、最も信頼を勝ち取るべきなのも保護者なのです。

私は、そのことを知らないまま、過ごしていたので、少しずつ保護者の信頼を失っていきました。詳しいことは、また別の記事で紹介したいと思います。






私の失敗談その2「担任の連絡先問題

 

皆さんの学校では、保護者に担任の連絡先を公開していますか?

私の学校では、クラスの保護者に連絡先を公開することになっていました。
プリントに電話番号を記入する部分があり、


「学校へ連絡がとれない時や緊急時には、この番号にご連絡ください。」




と綴ってあります。つまり、学校が休みの日や緊急時でどうしても学校関係者と連絡がとりたいときの最終手段として、担任の電話番号に連絡してくれっことらしいんです。




初任者の私は、へーそうなんだー、くらいにしか思わず、自分のスマホの番号を記入して、クラスの保護者にプリントを配布しました。

これが悪夢の始まりでした。






ある日、私は仕事を終えて家に帰宅しました。そして、夕食食べてのんびりスマホをいじっていたら、

チャンチャンチャンチャラリン♪

と知らない番号から着信がありました。
時間を見ると夜の22時。誰からだろうと思いながらも出てみると、

「あ!もしもし先生!聞いてくださいよ!」

クラスの保護者からでした。

のっぽ「どうしたんですか?!」
何か緊急事態が発生したのかと思い、慌てて聞いて見たところ



保護者「うちの子が学校にプリント忘れてきたみたいなんですよ。どうしたらいいですか?」



はあ?なんじゃそりゃ??




という内容でした。よくよく聞いてみたら宿題のプリントを学校に忘れてきたらしく、どうすればいいかわからないから電話したとのこと。



(それくらいで、電話してくるなよ。しかも、こんな時間に非常識だろ)



と思いつつ、丁寧に対応することにしました。





その後も、子どもが忘れ物が多いという悩みだったり、この間クラスの友達とケンカしたみたいなんだという話だったり相談を受け、なんとか電話はおわったものの、

ふと時間をみると23時を過ぎていました、、、

まじかよー、こんな保護者がいるのか、、、と私は恐怖を覚えました。



この経験から得た教訓は

「保護者との連絡のやりとりは、個人の機器でするべからず」


ということです。




後から聞いた話では、保護者に担任の連絡先を開示するときは、仕事用の携帯電話の番号を教えるのが無難なのだそうです。

そりゃそうですよね、、、


しかも、厄介なのは、この時代、電話番号を教えてしまうと、自動的にLINEの連絡先も相手に知られてしまうということです。(設定によって防ぐことはできます。)

私は、うっかりLINEの未公開設定をしないまま、自分のスマホの番号を公開したため、LINEの友達欄のところに、クラスの保護者の名前がぽつぽつと出てきました、、、




がびーん




しかも、中には友達感覚でLINEメッセージを担任に送ってくる人もいます!!これにはびっくり!!


しかし、初任者の私は、

(保護者の方のLINEを未読スルーするのは印象悪くなるかな?)

と思い、返信をしてしまった・・・。
これが大きな失敗



後に管理職に相談したら、LINEでのやりとりは絶対にしないように!!と指導されました。

当たり前です。







そこで、初任者の皆さんに伝えたいのは、


SNSを甘くみると痛い目に合うぞ」



ということです。私は大きな損害は被りませんでしたが、SNSの恐ろしいところは



「やりとりが記録に残ってしまうこと」
です。


もしも、いかがわしいやりとりLINEでしてしまって、そのやりとりを流出されたら教師生命は終わりでしょう。


そのような危険性をSNSは孕んでいるのです。




初任者の皆さんは、絶対に私と同じ失敗は繰り返さないでください!!







余談ですが、私の友人は保護者とLINEのやりとりをして不倫の誘いを受けたようです、、、

怖すぎる、、、



今回の記事はここまでです!!読んでいただきありがとうございました!!


次回のデータは、わたしの実践紹介「クラス会議」
についてです!!

私の失敗その2「高学年女子との接し方」 できごと 教訓 メッセージ

こんにちは、現役小学校教員ののっぽです!

 

 

 今回のテーマは前回に引き続き、初任者のころの失敗談です。

前回は「ノープランでの学級開き」によって失敗したことを書かせていただきました。

 

 

 今回は、「高学年女子との接し方」で失敗した話を記事にしたいと思います。男性の教員の方はほとんどが女子への指導で悩んだ経験があると思います。

 

 

 私も、初任者の時にクラスで女子のトラブルが起きていろいろと大変でした・・・。そのときの経験を書ける範囲で紹介したいと思います。

 

 

 

 

 私は初任者だった当時5年生を担任していました。そして、とりかしがつかないほど大きな失敗を犯してしまったのです。それは、

 

 

 「ある女子を授業中にみんなの前で大声で叱ってしまった」ことです。

 

 

このことがクラスに大きなひずみを生みました。

 

 

 結論から書くと、女子が結託して担任と敵対したのです。こうなると、女子の結託は堅いです。教師の悪口はもちろん、目を合わせて話すこともしません。

 

 

 

 教師と子どもの信頼関係が崩れたので、学級への指導が通りにくくなり、子ども同士のトラブルも増えてきました。

 

 

 しばらくして、担任敵視は落ち着いてきたのですが、今度は女子同士のもめごとが増えてきました。担任をけなすことで結ばれていた絆がほどけたのでしょうか?女子のグループ内でのもめ事、グループ同士のもめ事が次々と出てきました。

 

 

 

 問題が起こるたびに指導をして、私は精神的にズタボロでした。しかも、よりによってそういう時期に研究授業があったりするんですよ・・・。

 

 

 

 学級がそんな状態なのに、いい授業ができるはずがありません。当時の研究テーマは「対話を通しての学び」です。子どもたち同士の関係がボロボロなのに、対話が成り立つはずがありません。この日の研究授業は、情けないことに自分のクラスの失態が他の先生に悟られないように必死でした。

 

 

素直に、実態を見てもらってアドバイスを貰うのが正しいのでしょうが、当時の私には自分の学級の現状を受け入れる余裕はありませんでした。毎日起こるトラブルへの対応で精一杯でした。

 

 

ここから、得た教訓はただ1つ

 

 

 女子との信頼関係が崩れたら、それを修復するのは極めて難しいということです。

 

 

 

 ですから、肝心なのは信頼関係を崩さないためのやってはいけないこと(タブー)を知ることです。ここから、高学年女子と接するときのタブーを紹介します。

 

 

 

 

 

タブーその1「女子は、人前で叱ってはいけない」

 

 

 

 これは、自分の経験や書籍から得た教訓です。女子児童、特に高学年の女子は一人一人にプライドがあります。それなのに、他の児童が見てる前で教師が叱ってしまえば「先生ひどい!みんなが見てるのに!」「なんでこんな恥ずかしい思いしなきゃならないの!最悪!」となるのは当然です。もしかしたら、クラスに好きな男子がいるかもしれません。

 

 

 

 高学年の女子に限らず、発達障害がある児童も、「叱る」という指導法を行使する際に多大なリスクを背負います。したがって、ここは慎重に、破ってはならない鉄則に従って叱ることが必要なのです。

 

 

 

 女子児童や発達障害のある児童を叱る時の鉄則は、「個別に叱る」ことです.ポイントは、他の児童の見えないところでこっそり叱ること。

 

 

 

 叱らないのではなく、プライドを傷つけないで叱ることが大切です。そもそも子どもは、叱られることがそこまで嫌いじゃありません。叱られることは、自分たちのためだということを子どもは理解しているものです。

 

 嫌なのは、みんなの前で恥をかくこと。これを頭の中に刻んでおくことをおすすめします。

 

 

 


タブーその2「高学年女子は、子ども扱いしてはならない」

 

 

 

 これは、その1とも関連があることです。高学年女子はもはや、子どもではありません。言うならば、1人の大人の女性と話しているように接することが鉄則です。

 

 

 

 例えば、女子の頭を撫でること。これは、低学年までなら許されるかもしれませんが、高学年では、かなりハードルが高いです。(自分は全然大丈夫!って教員もいらっしゃるかもしれませんが・・・)

 

 

 

 前述した鉄則に従えば、大人の女性の頭を気安く撫でることができますか?撫でたとしたら、完全にセクハラですよこのご時世!

 

 

 

 高学年の女子に接するってそういうことだと思うんです。

 

 

 

 高学年の女子に接するときは、言葉遣いを丁寧に、かつ紳士的な態度で接するのが吉だと思います。もちろん、叱らなければならないとき、に叱るのは男子も女子も同じです。ただ違うのは、叱り方です。

 

 

 

 特に高学年の女子は、教員になれなれしくしてくることがあります。担任が、若い先生ならなおさらです。そんなときも、大人で紳士的な対応ができるかが大切です。間違っても、子どもと同じレベルに落として接してはいけません。

 

 

 

 子どもは、大人を試しているのです。「この先生は、どんな反応をするのだろう。」と伺っているのです。そこでぜひ、あなたの器の大きさを見せてあげてください。

 

 


タブーその3「休み時間に女子と遊ばない」

 

 これは、男の教員にありがちです。「男子は、サッカーとかドッジボールで遊ぶからやりやすいんだけど、女子の遊びってよくわからん!」という方は多いのではないでしょうか?少なくとも私はそうでした。

 

 

 

 私の初任者当時のクラスは割と男子に混ざって運動する女子が多かったのですが、全ての女子がそうとは限りません。特に高学年女子は体を動かすことを嫌い、仲がよい女子と教室でたむろしていることが多くあります。

 

 

 

 そんな女子を放っておいて、男子ばかりと遊んではいけません。休み時間は子どもと信頼関係を作るための貴重な時間です。(まさか、職員室でコーヒーを飲んでる方はいませんよね・・・?まあいるけど)

 

 

 

 女子との信頼関係を作る一番簡単な方法は「おしゃべり」です。女子はおしゃべりが大好きです。「へえそうなんだー!」とあいづちを打つだけでもOKです。先生が自分の話を聴いてくれるのが嬉しいんですから!

 

 

 

 実際、私のクラスの児童に「先生のいいところって何?」と聞いて見たところ、男子のほとんどは「休み時間に遊んでくれること」、女子は「悩みをきいてくれること」「相談にのってくれること」などが挙りました。(男子はわかりやすいですね笑)

 

 

 

 女子は、先生とおしゃべりをしてコミュニケーションをとることで信頼関係を構築します。「先生は私の話を聞いてくれる!」と思わせることで、女子が悩みを相談しやすくないり、潜在化していたトラブル事前に防ぐこともできます。

 

 

 

 ですから、貴重な休み時間は子どものために投資しましょう!!

 

 

まとめ

・高学年の女子は個別に叱るべし

・高学年の女子と接するときは、一人の女性に接すると思え

・休み時間は、信頼関係形成のために投資すべし!

 

今回の記事は、ここまでです!読んでいただきありがとうございました!

 

次回のテーマは、私の失敗その3「保護者との接し方」です!

 

 

 

 

教員1年目の時の話 私の失敗その1「ノープランでの学級開き」

こんにちは、現役小学校教員のっぽです!

 

 

 今回は、「私が小学校教員1年目だったころの失敗談」を紹介します。今回の記事は、教員1年目で悩んでいる方や若手の教員の方におすすめです。

 

 

 誰でも、1年目というのは失敗をしたり、悩みを抱えたりと辛い思いをした時代があると思います。私も、1年目は苦しい時期を過ごしました。1年目で教員をやめてしまう方もいるとよく耳にすることもあります。そこで、1年目の教員の皆さんや、今悩みを抱えている先生方に参考になればと思い記事を作成しました。

 

 

今回の記事の テーマは「初任者の私の~失敗談~」

 

 

 私は、大学卒業後すぐに教員として働きました。いわゆるピカピカの新卒くんです。働くことの大変さなど知りませんでしたし、何より教員の仕事の本当の恐ろしさを全く知らない状態でした。

 

 そして、今になって分りますが、教員には絶対にしてはいけないタブーが存在するのです。「やらなきゃいけないこと」は無数にあり、数えきれませんが、「やってはいけないこと」は意外と少ないです。ここでは、私が犯してしまった「やってはいけないこと」を失敗談として紹介します。

 

 

 

私の失敗その1「ノープランでの学級開き」

 

 

 この業界の有名な言葉に「黄金の3日間」というものがあります。これは、始業式からの3日間が、学級経営にとって非常に貴重な時間であることを意味しています。他にも「3・7・30の法則」や「学級づくりは4月で決まる」など、多くの書籍でとにかく初めが肝心であり、これを逃すと取り返しがつかない、ということが教員の世界では知られています。初任者の私でさえも「黄金の3日間」という言葉を知っていました。

 

 

「黄金の3日間より貴重なプラチナの時間」

 

 黄金の3日間を乗り越えるために大切なことは何でしょうか?初任者の私が思いついたのは、

 

・子どもの名前を覚えること

・子どもたちにうけそうな自己紹介を考えること

・始業式やテストなどの日程を確認しておくこと

 

などでした。もちろんこれは、間違いではありません。どれも大切なことです。しかし、私は知らなかった・・・。黄金よりも貴重な「プラチナの時間」が存在することを。

 

 

 皆さん「プラチナの時間」ってご存じですか?私の知る限り、学級開きに関する書籍には出てこない言葉だと思います。この言葉は、上越教育大学院教授の赤坂真二先生の講演で教えていただいた言葉です。赤坂先生曰く、「プラチナの時間」とは、修了式を終えてから始業式が始まるまでの春休みの時間のことです。

 

 

え?黄金の3日間より長いじゃん。なんでプラチナなの?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。ここで私が言いたいのは、

 

 

「黄金の3日間を乗り越えるためには、その準備をするための春休みの使い方が最も重要である」ということです。

 

 

 黄金の3日間が勝負の時ではないのです。その準備をする「プラチナの時間」こそが本当の勝負なのです。

 

 

 

 それでは、そんなことを知らなかった初任者の私はどのようにプラチナの時間を過ごしたでしょうか?

 

 

 

 まず前提として、初任者のプラチナの時間は現役の教員と比べると、半分しかありません。そりゃそうです。社会人になるのは4月1日からなんですから!自分の学年を知るのも、校務分掌を知るのも、学年の先生の名前を知るのも全てこの日です。現役教員なら異動でない限り、なんとなく学年や校務分掌や一緒に働く先生の情報は入ってくるものです。しかし、初任者はそうはいきません。スタートからすでに出遅れているのです。(当たり前ですが)

 

 

 しかも、初任者にとっては何もかも初めてのことばっかり。学校に来るや否やわけのわからない職員会議に出て時間が拘束され、学年の先生と打ち合わせをしてあれをやれこれをやれとどんどん話が進み、必死に聞きながらメモをとるのがやっとです。自分の学級のことを考える余裕なんてほとんどありません!これが私の初任者の時の実態でした。多くの先生たちが、わけもわからないまま時間が過ぎてあっという間に始業式を迎えたと思います。これが落とし穴です。

 

 

 私の失敗「初めての仕事に忙殺されて、学級開きの準備を十分にできなかったこと」

 

 

 本来、教員、特に学級担任が最も優先にすべきなのは、「学級経営」だと私は考えます。しかし、4月1日を迎えると、多くの会議や、打ち合わせ、膨大な量の事務仕事、校務分掌の引き継ぎなどで、貴重な時間を奪われます。正確には、拘束される時間が多すぎて、学級開きの準備をすることが後回しになってしまうのです。これは、初任者だけでなく、現役教員の皆さんも同じでなのではないでしょうか?

 

 

 この貴重な「プラチナの時間」は、長いように見えますが実は、自分が自由にコントロールできる時間は少ないのです。初任者の私はこれがわかっていなかった。従って、ほとんど学級開きの準備ができないまま始業式を迎えてしまったのです・・・。

 

 

 準備を怠った私の学級はどうなったでしょうか・・・?

 

 

 最初のうちは、大きな問題はありませんでした。考えていた自己紹介を済ませ、始業式の準備やNRTテストなどであっという間に黄金の3日間が過ぎ、(これが黄金なのかな?ほとんど学級で使える時間なんかないじゃんかと心の中では思いながらも)その日その日を必死にこなしていきました。

 

 

 そして、あっという間に4月、5月が過ぎあっという間に1学期の終業式を迎えました。あれ?意外と何の問題もなくこなせてるじゃん!と思っていたのが初任者たるゆえん。問題は見えないところで進行していたのです。

 

 

 それが、顕在化したのは2学期でした。なんとなく、子どもを叱る回数が多くなってきたのです。特に朝の会の時、休み時間の後、給食の時、掃除の時、帰りの会の時に叱ることが毎日のように続きました。

 

 

 今になってわかります。原因は、「黄金の3日間」で、学級のルールとシステムを徹底しなかったことです。学級には、多くのルールやシステムがあります。それは、子どもに決めさせる先生もいらっしゃると思いますが、最低限のルールやシステムは教師が作ると思います。

 例えば、今の私のクラスの給食の流れは次のようになっています。

 

 

目標:給食準備は10分以内、残飯0

4時間目が終わる、リーダーがタイマースタート→当番は、1階の水飲み場に集合し手を洗う。→給食着に着替えて整列する→廊下は並んで黙って移動する→給食を受け取り教室へ運ぶ→配膳係が給食があまらないように盛り付けをする→配膳係以外の人は盛り付けられた皿を運ぶ→リーダーが全部運び終わったのを確認していただきます。→リーダーがタイマーをストップ(ここまでで10分以内)→最初に減らしたい人が減らす→次に増やしたい人が増やす→残さないようにもぐもぐ食べる→食べ終わった人から食器を片付ける→ドリルやプリントをする→ごちそうさま、リーダータイマースタート→片付け開始→給食を片付け教室に全員整列→点呼→タイマーストップ(ここも10分以内)

 

という感じです。ここに書いただけでも、細かいルールやシステムがあることがわかります。現在私は4月の学級開きのときに、この流れを子どもたちにパワーポイントを使って明示しています。それは、教師が1年間徹底していくことを子どもたちに伝えたいからです。最初の3日で学級のルールやシステムを伝え、7日でそれを徹底していき、30日間で定着させていきました。すると、最初は準備に12~14分かかっていたのが今では7~9分程度で準備ができるようになりました。給食で叱ることなどほとんどありません。

 

 

 初任者の私は、このルールとシステムづくりに失敗しました。給食当番はだらだら動き、準備に時間がかかる。廊下をしゃべりながら移動する。給食を運ぶのをさぼっておしゃべりをしている児童がいる。準備に時間がかかりすぎて給食を食べる時間が減り、残飯が増える・・・などなど、叱る場面がでるわでるわ、、、。

 これは、子どもが悪いのではなく、子どもが効率よく動けるようなシステムになっていないのが問題なのです。初任者の私にはさっぱりそれがわかりませんでした。

 

 

「プラチナの時間で学級のルールやシステムを構築し、4月にそれを徹底していくこと」

 

 

 これでその学級の1年間は大きく変わっていくと思います。何度も繰り返しますが初任者の私はこれを怠ったために、学級が崩れていきました。ルールやシステムが徹底されていない教室では、子ども同士でトラブルが起きたり、仕事をちゃんとしていない子どもを叱って教師と子どもの信頼関係が崩れたりしました。苦しい1年間でした。

 

 

 初任者や若手の皆さんには、ぜひ「プラチナの時間」を意識していただき私と同じような失敗をしないように、学級のルールやシステムをしっかりと構築してから学級開きに望んでほしいと思います。

 

 

まとめ

・修了式を終えてから始業式が始まるまでの春休みの時間を「プラチナの時間」という

・「プラチナの時間」で学級のルールやシステムを構築するべし

・黄金の3日間、7日、30日を使って、学級のルールやシステムを徹底して指導すべし!

 

これを意識するだけで、子どもの動きが変わります!!

 

今回の記事はここまでです!!読んでいただきありがとうございました。

 

次回は、
私の失敗その2「高学年女子との接し方」について書きます!!

 

 

 

 

 

 

ブログ始めました!

こんにちは!のっぽです!

本日からブログを始めることにしました。

始めようと思ったきっかけは、ある本を読んでブログを使って情報をアウトプットすると、自己研鑽に繋がると知ったからです。

ですので、ブログを書くことの目的は、
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の2つです!


ブログ初心者なので、ノウハウはさっぱりわかりませんが、1日1記事をノルマにして頑張ってみたいと思います!(いつまで続くかな、、、)

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